足が痛い。時間が経つごとにどんどん腫れて来た。そして折角の年末年始がこのせいで遊べないと時間が経つごとに実感して来た。だから腹が立って眠れない。そう言う事で今年はもう処女な私の童貞回顧録。
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「田中君、肉じゃがたくさん作りすぎたから食べに来たら?」
当時大学2年生の私は先日入って来たばかりの1年生の田中君を電話で
呼び出した。田中君は1浪して私と同じ歳だけど後輩。
一人暮らしでろくなもん食べてない田中君は原付でのこのこやって来た。
私の部屋でマッタリ肉じゃがとサラダの夕食を無邪気に食べる田中君。
そして既に祇園で働いていて、店から盗んで来たヘネシーも田中君に飲ませる。田中君は水割り一杯で顔が赤くなった。さすが雪国出身。
「あらあ、これじゃあ飲酒運転で捕まるわね。泊まって行ったら?」と
いとも簡単に田中君にシャワーを浴びさせてベッドに寝かせる。
ちょっとソワソワしだした田中君。でも私の方が先輩。私は意地悪く
「西洋美術論」や「西洋美術に見える道徳観」とか兎に角かなりお硬いテーマでうんちくをダラダラと講釈する。はい、そうなんですか、と上の空で返事する田中君。2時間位焦らして、私もシャワー。浴びてる最中に田中君は逃げ出すかと思ったが、ベッドの上でもぞもぞとしているままだった。
「大分暑くなって来たわねー。」と下敷きを取り出して田中君の方へ仰いでやる。田中君は相変わらず「はい」しか答えない。下敷きをわざと田中君のお腹の上に落として、拾う振りをして股間に手をかける。田中君は案の定ギンギンだった。「あらあ!何よ田中君!これ、どう言う事よ?」癇に障ったような声を上げながらも私は田中君のイチモツを握って揺さぶった。「す、すみません。すみません!」青ざめて必死な田中君。「イヤだわ!そんな事考えて私の部屋に来たのね。先輩の私にそんないやらしいことを!」「ご、ごめんなさい。本当にご免なさい。」田中君は土下座までして来た。必死らしい。「ふん、じゃあどうするの?このまま恥じかいて帰る?それとも私に童貞捧げる?」田中君がホッとしたような、やった!
と言う顔で
私を見上げた。「よ、よろしくお願いします!」田中君は再び私に土下座で
頭を下げた。
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続きは又後で