店を見渡していて驚いたのが、客が普通に携帯を持ち出して、自分の
写メを撮ったり、メール打ってたりしていた事。東京じゃ、絶対にロッカーに
いれるようにとキツく言われているのに。そして、お客の何人かがバッチリ
刺青が入っているにもかかわらず平気で脱いでフラフラしていること。
ここなら、気長に通えば私の好きな刺青リーマンが来る可能性も充分ある。
また先程の無愛想女装店員♂さんに何とは無しに声をかけてみる。
「私、ショー終了の10分前に来たんで最初の方知らないんですが、今日は
ショーに出たんですか?」すると、「僕はショーには出ません。」と
全く愛想無しの冷たい答え。「ああ、新人さんだからか。」と私の独り言で
ようやく向こうも合点が行ったらしい。「僕は店員じゃありません。」
縄を片付けていたのは単に趣味だったから。紛らわしい!
そうこうしているうちにカウンターで背の高いマッチョの色黒男が
女の子2人組を必死で口説いているのが目に留まる。見たところ20代半ば、
筋肉モリモリで全裸にエプロン。ウヒヒ美味しそう
空調の涼しい場所を探すようにしてそれとなく3人に距離を詰めて行く。
マッチョエプロンのガッついた口説きを、2人の女子は適当にあしらって
いる。そしてマッチョが狙っている色白巨乳の女の子はどうやらSらしく、
マッチョの乳首をネジリ抓ったり、赤く腫れる位の強烈な張り手を尻に
食らわせたりとやりたい放題。
それを見て声を上げて笑ってさりげなく私自身の存在をアピール。
ここでエプロンマッチョが彼女達にフラレたら、私がおこぼれを貰おうと
言う何ともせこい作戦である。
すると、その内に巨乳色白ちゃんが彼のエプロンをペロリとめくり上げた。
思わず覗き込んだ股間のイチモツは…小さっ!起っていないとは言え5cm
あるかないか…。色白巨乳ちゃんが手で撫でてみても半立ちで10cmにも
到達しない。
速攻で興味を失う私。そこへ、彼の友達らしき裸エプロン2人組が合流。
つまんないし、もう帰ろう。と言っている。結局ハプニングも無しだった
らしい。
「じゃあ、じゃあ、男の友情の証しとして3人でチンコを擦り合いして
おくといいんじゃない!乾杯っぽく!」
と勝手に注文をつけて3人のチンコをまんまと見比べる。天パ君が
一番私の規定サイズに何とか足りそうなので、自分のペニバンを
押し付けたりしてみるが、尻は絶対嫌だと悲鳴を上げて逃げて捕獲失敗。
だけど、若干メタボで顔は全然タイプでなかったので私も惜しいとは
思わない。
そしてそのまま3人はさっさと帰って行った。
「ダメだよ、あれは絶対彼女居るくせに浮気もしたい!って考えてる
タイプだよ。私あんなひと大嫌い。」と色白巨乳ちゃんが言う。
「確かにそもそも潜在意識の中に女をバカにしてる臭いがするよね。
それにしても厚かましい、あんな小さいチンコで遊びに来るなんて!」と
私も同調して、3人で盛り上がりかけたとき、突然左側から手が伸びて来て
私のペニバンを撫でて来た。
見ればズラではなく本物の長髪で女装のオヤジ。ストライクゾーンを
外れてるどころか、ベースの遥か手前でボールが落ちて終っている状態。
しかし、私は別に話すだけなら相手の容姿も年齢もセンスも関係ないので
普通に答えつつ、女子2人とはお互いがSだと言うことで盛り上がる。
すると、2人組女子の奥にいた隣のSMカップルがイキナリ縛りプレイを
始めたので席が空いたので、ネチネチ話し、どうやら私に対して
発情している女装のオヤジからサッと逃げて、こちらの席に座る。
さあ、更にこの2人と女の店員さんを交えてエロ話を!と思ったところで
女装オヤジが席を立って女子2人の間に割り込んで来た。
「私、お姉さんみたいな人がタイプなの。ウフ
」と
グイグイと私との距離を詰めて来て、股間を押し付けて来る。
「ね、ね、私のも触っていいのよ
」ととうとう距離は0cm。
多分東京と大阪で思いがけない良い相手とエロイ亊が出来た後だったから
良かったものの、そう出なかったら確実に切れて頭突きして、
大暴れしていたはず。
「リアルでオバハンに見える。絶対無理。いい加減諦めぇや
」
ガン睨みで追い払ったが、今日は相当男運がなさそうだ
つづく