さて、何処へ遊びに行こうか…
流行る気持ちを抑えつつ、一旦はホテルに戻り、バスタブにお湯を張って
下半身浴をする。東京の尻マンコちゃんの時のように、酔っぱらって足下が
ふらついては、大暴れが出来ないからである。
小さいバスタブの中でタラタラ汗を流しながら、この後行く店を脳内で
シュミレーションして見る。オヤジと不細工とガラの悪いやつしか居なかったら
未練残さず速やかに帰る。その時は1時間だけラティーノの居るクラブか
B系がかかってるクラブで踊って300cal消費して諦めて帰る。
ああ、でも38歳をウマい事連れ込んでたら、このバスタブ狭かったよなあ!
下らない事を考えつつ、30分ジックリ汗を流せば酔いも吹っ飛びスッキリ!
ヘソピアスも遊び用に替えていざ出動!
時刻は深夜1時!ホテルから徒歩5分のところに有るハプバーへ。
東京と違って入会金無しの入場料2000円。東京より高いけれど
単独男性の値段はこっちの方がグッと安いので、きっと50、60歳の
全裸のオヤジが獲物を待ち構えているようなところではないだろうと
下心丸出しで入ってみる
店、狭い…
が、丁度イベントのショーをやっていて、後ろからしゃがんで立ち見の
人の足の隙間から覗いていたら、男性が場所をあけてくれて入れてくれる。
優しい
でもって、若いし背は小さいけど筋肉がガッチリムッチリ付いて
綿の詰まったぬいぐるみみたいな体型、背は低くても私が例外で好きな体型
ショー終った後、狙うのはコイツに決ーめた
ショー自体はレズ系SMなので今ひとつ私のホモオヤジ脳にはズンズン
来ない。まあそれでも、女同士はやっぱり綺麗
ショーが終わったところで、私もコスプレしようと、縄を片付けている
セーラー服の店員さん♂に「ここに有るやつどれ着てもいいんですか?」と
声をかけたら「別にどれ着てもいいんじゃないですか。」と超投げやりな答え。大阪も一見さんには冷たいのだろうと、気にせずにドレスを選ぶ。
ここの店のコスプレ衣装は東京と違って、女性目線で選ばれているようで
なかなか綺麗なドレスが揃っている。ミスユニバースが着そうなやつを
選んで奥の畳の部屋でこっそりとお着替え
と、思ったら背中の
ファスナーが胸から上で止まる。オッパイをギュウギュウに押し込んでも
やっぱりファスナーは上がらない!一人で四苦八苦していたが、
妙に人の気配を感じる…と目線を上に上げると2回のロフト部分から
男女3人が私を見おろしてニヤニヤ笑っていた
けっ!見られてるならしょうがねえ!パンツ一丁の状態でドレスを
脱ぎ捨てて、側にあったペニバンを装着してやる。
こちらは若干大きい。動けば脱げて来そうなので渋々、服を着て
股間のファスナーを開け、赤いイチモツを出して、客席の方に出る。
(ドレスは入らなかったと女の店員さんに言って、きちんとハンガーに
かけて元に戻しておいた)
客席は…うっ
若いやつばっか!男だけでなく女まで!ここでは私は
完全にオバハンの部類に入る…
取りあえず、どこの席も空いてないので立ち飲みで客席を眺めつつ
「クソミソ…」の最初のシーンのつなぎの男を真似て視線の飛んで
来る方向の男子全員に「やらないか?」のポーズをとって見る。
が
SMイベントのあった日なせいか、ペニバン脳内ホモ野郎の私よりも
軽くイケズをし合うSMムードでどこの席も若い女と盛り上がっている。
そして、冷静に男客を観察してみると…ちょっとメタボ気味が多いなあ!
あと、私が東京のハプバーで一番避けて来た女装男
女装男は「ウフ
私って可愛いでしょ?」と言う姫キャラ光線が
出ていて、相手するのが疲れるのと、レズの気持ちで女と絡みたいのか
女の子のように男にハアハアされたいのかが良く分からず、また興味も
無いので私の中では男としてカウントしない。水槽の中の熱帯魚と同じである。
それから、店が狭いせいもあるがタバコの煙がコンタクトしてる
ノンスモーカーの私にはキツい。関西人は本当よく男女ともタバコ吸う。
また、座が盛り上がれば盛り上がる程、響いて来る関西弁の声調も
私の性欲を削ぐ
焦ってさっきの標的と決めたぬいぐるみ体型の男子を探すが見当たらない!
つづく