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朝7時に母が私を呼びつける。
今日はこの村で古紙とビンを出せる日。この家で一番力持ちな私が
当然しなければ行けない仕事。ミニスカワンピースで行こうとしたら
「もっと地味にしなさい!」と怒られてダブダブのジャージを
上下に着さされ紫色のエプロンを付けさせられる。はっきり言って
最悪のセンス。一輪車で収拾場まで運んで、綺麗に回収してもらえるように
2mX2mのスペースに積み上げて行く。朝っぱらからやって来るのは
爺と婆ばかり。それも農村地帯なせいで、みんな腰が曲がりまくって
新聞やダンボールの束を積み上げるなんてせいぜい1mの高さが限界。
だから私がここでも「おはようございます!私がやりますよ!」と
良い人を演じて新聞紙をガンガン積み上げて行く。ありがとう、と
言ってくれる婆が3、4人も出て来たので「これ位やらないと
罰が当たりますよ。ニートなんだから。あーっはっはははは!」と
明るく頭の弱い振りをして作業を続けていると、同級生達が
私をチラ見しながらフン!と言った得意顔でパッソに乗って
通り過ぎて行った。田舎の女ってなんてつまんないんだろう。
今日は隣の市までツーリングでも行って来よ。