日が暮れて暗いからなのか
、それとも私が
化粧をしてるから気付かないのか
私にそっくり君は予約している店に向かってズンズン歩き出す。
で、店について向かい合って座れば、やっぱり私に
骨格も顔のパーツも気味が悪いほど似ている。
歳は32歳だそうだが、彼の生まれる1年前の
今から33年前に私の父親が2週間以上家を開けたことが有り
もしやその時にこの彼の母親と不倫してたんじゃ…
食事よりも、この彼のDNAの出自が気になってどうしようもない。
それからこの彼は裏の話を良くする。
箸の持ち方、食事の作法は非常に綺麗で育ちの良さが出ているが、
何だか話を聞けば少年期はきな臭い。
一度も行った事が無いとか言いながら、綺麗な発音で中国語も話す!
顔が超気になるが、やはり脳みそは私がプロファイリングしたとおり
かなり面白そう!(要するに気に入ったわけだ
)
と、食事が終ってちょっとほろ酔いになった所で
「まだ大丈夫?ちょっと場所を変えて飲もうよ。
」と
言われるがまま付いて行く。
どうやら浜松町にもハプバーがあるらしい。乱交は嫌だが、
タダでくつろいで飲むにはハプバーは丁度良い。
ハプバーまでの道をふらふらと歩くと
、
春の生暖かい夜風に乗って彼の甘い体臭が
私の鼻をくすぐる。
おまけに彼の横顔を見ているとちょうど私の唇が彼の首辺りに
なるではないか
もしかすると、
私の心を惑わせた歴代の男達と同じ身長168cmではないか
ウホー
、たまらーん
。
どこか暗い路地でもあれば連れ込んで弄り倒してみたい
が
そんな気の効いたスポットは無く、ハプバーに到着。
ハプバーに入ってみたら、店員一人だけ
。
マンションの一室を改装しただけっぽい凄く狭い作り。
しかし、奥の方ではエロイ事しているカップルとそれを見ながら
チンコいじってる40代半ばのリーマン風オヤジ
。
うわ~こんなところで姫始め捨てたくないぃっ
!
さすが私に顔が似ているだけあってか彼は奥の乱交席にいくことも無く
出口付近のTV前のソファに座って二人で乾杯となった。
彼はウーロンハイ、私はウィスキー水割り。
真横に座るとやはり彼の襟元から甘い匂いが漂って来る。
ああ~
このフェロモンたまら~ん!
思わず斜め後ろから彼を羽交い締めにして
耳や襟元をチュウチュウ吸いながらも
頭の中では
「しかし、生理はまだ終ってないし、こう言う面白く美味しそうな男は
自らお預けを食らわせて2週間位、楽しみに取っておくと言うのも良いなあ~。
ん~でも終電間際までもうちょっとこの男の味を楽しむか…。
」
と、勝手なことを考えて彼の張りの有る乳を揉んだりと
気付けば痴女に豹変している私であった。
つづく
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