中華イケメン言葉攻めディナーの後、夜景が綺麗なビーナスブリッジへ。
タクシーのおっさんが妙に優しい。飴までくれる。女王様と居るだけで
私はこんなに甘い汁を味わえるのか…と感慨に浸りつつビーナスブリッジへ。
眼下に広がる神戸100万ドルの夜景
そして周りはカップルだらけ…
「カオルさんにこの夜景を見せたくて…綺麗でしょう?」と女王様が囁く。
「ええ、女性同士なのに女王様に落ちてしまいそうです。」と私。でも、
周りのカップルが気に入らん。私だって本当はイケメン整形外科医を
はめてやりたい。
なので「しかし、タダの夜景にカコツケて神戸の女が簡単にパンツ脱いだり
するんですかねぇー?」「私、こんなんで騙せへんでー。車の中でなんか
やらせへん。100歩譲って下のラブホやでー。」と私がわざと
ガマガエルのような声を上げたら「今日日の子らはバブル知らへんから、
自分のこと簡単に安売りするしそこら辺で青カンしてるんやろねぇー。」と
女王様がはんなりと答えてくれる。周りのカップルをドン引きさせて夜景の
甘い時間は10分で終了。
帰りしなタクシーのおっさんに車中強盗に遭った時にどう叫べば
近所の人間が駆け付けるのかコツを教えてやる。おっさんは大喜びして
タクシー代ちょっと割引してくれて更にあめ玉を10個もくれた。
フフフ、おっさんに貢がせてしまった。
女王様の神戸のご邸宅に到着。神棚の前に女王様の祖父母の写真と
愛犬の写真が飾ってあって、何だか寂しくて涙を誘う。
手を合わせてから、パンツ一丁になり女王様と夜食でゼリーを食べ
その後、女王様の可愛がっているキツネちゃんのぬいぐるみをリボンで
縛って私の知っているブラジャー縛りを披露する。
色んな卑猥な縛りを女王様とああでも無いこうでもないと議論し合いながら
夏の夜は更けて行った。
つづく