神戸着いたら雨
。「これじゃあ、ナイトクルーズが台無しね!
」
女王様が超不機嫌になる。「雨でも地震でもデカチン整形外科医を
紹介してくれるんだったら何処にでも付いて行きます
」超ご機嫌の私。
そこで、女王様がデカチン整形外科医に電話を入れる。「ゴメン。急用で
今から新幹線に乗る
」って、お前が乗るのは私じゃボケーーーーっ!
私も不機嫌になる。「今からでも間に合います!大阪のエリートMリーマンを
呼び出して尻をいたぶってやりましょう!」と女王様に再提案するが、
「そんなイケメンかどうか分からないM男より、もっと確実にカオルさんが
喜びそうな店を知っているからそこで夕食にしましょう。」と、言われる。
お腹がすいているので、直ぐに女王様の提案に従って中華街の元町へ。
昼も中華だが夜も中華…
直ぐに太る体質の私にはこりゃキツい
と思いつつ店に一歩足を踏み入れると「いらっしゃいませ。」従業員が全員
20代の粒ぞろい
2階席に上がると、客は私達だけ。
オーダーを取りに来たのはハキハキした24歳のイケメン
こりゃあ
弄くり甲斐が有りそうだ…。と言うことで当たり前の顔をして中国語で
オーダーしてやる。案の定、「す、すみません。日本語で…。」と
謝って来たので、「兄ちゃん、私の乳揉んでみろや。」と中国語で囁いて
みるとイケメンはこれは料理に関係ないことだとは悟ったらしく黒目勝ちの
瞳を泳がせている。
女王様にオーダーを変わってもらい、またエビチリやら干しホタテの
チンゲンサイ炒めなどを突きながら、イケメンにこまごまとした用を
言いつけて働かせる。
その度に足でイケメンの足を撫でてみたり、皿を下げる手に触ってみたり
セクハラを仕掛けてイケメンをどぎまぎさせる。オラー
イケメン!
早く発情しろや!!!!熱視線を送るがイケメンは私を見ずに女王様の巨乳ばかり
見ている。
食事も終盤に近付く頃、イカあんかけレタス包みに5cmくらいの直毛が
入っているのを発見。すかさずイケメンをテーブルに呼ぶ。
「ほうら、コレをごらんなさい。私達の髪じゃないことは一目瞭然よね?」
女王様がイケメンの前に料理を突き出す。実際私達の髪は茶髪でもっと長い。
「あああ、済みません!」と焦るイケメン。「本当にそう思ってる?
私のマン毛じゃねえの?とか疑ってない?他の客も居ないから、だったら
私のマン毛見せて上げても良いわよ!」と私が満面の笑みで迫ったら
「いえ、これは厨房のスタッフの髪に間違いないです!直ぐに作り直し
させます!!!!!」と逃げてしまった。
新しい料理を持ってイケメン再登場。ずっとペコペコしているので、
「あら、美味しいわ!チンポ汁より遥かに美味しいわ!」と変態キーワードを
交えて料理を誉めちぎる。
「そうだ、今度、和田○キ子お姉様も連れて来て上げようよ。きっとお姉様も喜ぶわ。あ、アナタお酒は行ける口?お姉様飲めない男には厳しいのよ。」とイケメンの心を上げたり突き落としたりで私達は散々言葉攻めのディナーを楽しんだ。
つづく